【「修学旅行」での学び】
小学校生活の中で、子どもたちが楽しみにしている行事の一つに修学旅行があります。
しかし、修学旅行の意義は、みんなで観光地を訪れたり、友だちと楽しい時間を過ごしたりすることだけではありません。そこには、学校の教室では得ることのできない、たくさんの「学び」があります。
実際に地域の文化や人々の暮らしに触れるや展示物を自分の目で確かめる。説明を聞き、疑問に思ったことを友達と話し合う――。
「知っている」ことと、「実際に見て、感じ、考える」ことには、大きな違いがあります。
そして、修学旅行では、友だちと寝食をともにしながら行動します。決められた時間を守ること、周囲の人に配慮すること、自分の役割を果たすこと、困ったときには仲間と助け合うこと。こうした一つひとつの経験が、社会の中で生きていくために必要な力につながっていきます。
もちろん、すべてが楽しいことばかりとは限りません。予定どおりにいかなかったり、友だちと意見が合わなかったりすることもあるでしょう。しかし、そうした経験もまた、子どもたちにとって大切な学びです。
修学旅行の二日間で得られるものは、教科書に書かれた知識だけではありません。
「自分の目で見る」「自分の耳で聞く」「自分の心で感じる」「仲間と考える」「自分たちで行動する」。
その一つひとつの経験が、子どもたちを少しずつ成長させていきます。
そして、修学旅行を終えて学校に戻ったとき、子どもたちの心に残っているのは、訪れた場所だけではないはずです。
「みんなで笑ったこと」「友達に助けてもらったこと」「自分が誰かの役に立てたこと」「思うようにいかなかったけれど、みんなで乗り越えたこと」。
そんな一つひとつの経験が、かけがえのない思い出となり、仲間とともに学ぶことの喜びや、人と支え合うことの大切さを教えてくれます。
修学旅行は、学校生活の集大成であると同時に、子どもたちが「自分たちで考え、判断し、行動する」ための大切な学びの場です。
ぜひご家庭でも、修学旅行から帰ってきた子どもたちの話に耳を傾けてください。
きっと、子どもたちの言葉の中に、二日間で得た「学び」と「成長」が詰まっていることと思います。
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